ギャラリー2/筒描き
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奄美・沖縄(1)

2002年頃から、型染を卒業して「筒描き〜染料挿し」という技法に移行しますが、初期の頃は染料の扱いに慣れず、三点のうち一点くらいしか成功しませんでした。その頃のモチーフに奄美を描いた物が多いのは、たまたま工房の研修旅行で奄美に行ったからです。奄美の風景や、田中一村さんの絵に触れた影響もあります。

奄美・沖縄(2)

沖縄には、29歳の時に初めて訪れ、文化や音楽、工芸に触れ虜になりました。歌も踊りも苦手な私は、せめて沖縄の染色・紅型をマスターしようと、東京の近所にあった紅型教室に入門したのが染色と出会った切っ掛けです。

奄美・沖縄(3)

糸の周囲に色の粒子を接着剤で固着する顔料の技法とは違い、染料は粒子が細かく繊維の奥まで浸透して行きます。ですから硬質な物を描くより、ふんわりとした物を描くほうが得意。植物など恰好のモチーフでしょう。

東京散歩(1)

どこか遠くへ旅に出るのもいいですが、なかなか休めない昨今、近場に小旅行。これは、浅草の観音様の裏から、はなやしきの方に抜ける道にある飲食店。インターナショナル・イラストレーション・コンペで「ベストクラフト賞」を頂いた作品ですが、実はこのお店にはまだ入って食べたこと無いんです。勇気が無くて…。

東京散歩(2)

佃島という東京湾に浮かぶ島は、不思議な島です。すでに江戸時代から人が住み、佃煮の産地として有名ですね。現在では、超高層マンションが建って、同じ狭いエリア内に、江戸時代からの生活の匂いのする一角が、今でも健在。奇跡でも見ているような島です。

カオハガン島(1)

カオハガン島というのは、フィリピンのセブ島沖に浮かぶ小島で、日本人が買い取り、現地の島民と仲良く暮らしています。一週しても徒歩で30分くらいなんですが、そこには教会があったり、学校があったり、商店があったり…と、ひと通り揃っているんです。こんなキオスクのような商店も、島のあちらこちらに…。

カオハガン島(2)

カオハガン島は、セブ島の港からわずかな所にある平らな島です。平らな小さい島なので水の確保がひと苦労。ほとんどセブ島から買ってるんだと思います。
島には洗濯屋という商売が存在し、高価なわずかな水を使って効率よく洗濯をする術に長けております。カオハガンに宿泊する観光客は、洗濯物を島の洗濯屋に任せます。それが一番水を節約する行為ですし、島へお金をおとすことは良い事ですから。

カオハガン島(3)

時には長閑なカオハガンから船に乗ってセブ島の方に渡って買い物をするもの悪くありません。雑踏の中を歩くのは時々恐怖を感じますが、同じ国の色々な面を同時に見る事が出来ます。
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